磁気を使って体内を調べるのがMRI(磁気共鳴画像)です。脳の検査において最もポピュラーな検査で、おもに脳や脊髄の状態を観察する場合に使われます。
放射線を用いないので体への侵襲がなく、脳内の病変はもちろん、加齢に伴う脳の変化、脳動脈瘤や動脈硬化といった脳の血管の状態までを詳しく調べることができます。
検査時に15分ほど動かずに横になっている必要があるため、腰痛をお持ちの方や小さなお子さまなどでは検査が難しい場合もあります。また、体内にペースメーカーなどの金属が入っている方もMRIでの検査は難しくなります。
MRI頭部撮影の費用は
保険診療3割負担の場合で約7,000円(初診料込)となっています。